日曜日の白い雲
原田 康子
【あらすじ】
ヴァイオリニストの百合は、離婚し東京から故郷の北海道へ帰ってくることに。
実家は岩見沢だが、立ち寄った千歳の街でスナックの求人を見つけ雇ってもらうことに。
早々にアパートも見つけ、一人で暮らしていく。
百合の実家は医院をしており、医師の父は亡くなってしまったが、母は現役の医師として働いている。
スナック勤めにも馴れ、常連の自衛隊員パイロットにも求愛され、千歳で暮らしていく百合。
北国を舞台に離婚後の女性の心の揺れ動きを描く上下巻の長編小説。