石の森
三浦 綾子
【あらすじ】
女子大生の早苗は、お酒を飲むようになった母を心配し、よく考え事をしている父の様子も気にしながら毎日を送っていた。
ある日、母が男の運転する車の助手席に乗っているのを見かける。
その男が判明し会いに行ってみるが、男の車で交通事故に合ってしまう。
男は頻繁に見舞いに来てくれ、早苗は恋心を抱いてしまう。
男の姪だという奈津子とも知り合うが、早苗は恋に破れ、奈津子の故郷である野付半島に旅に出るが…
早苗が奈津子の魅力に惹かれていく理由も明らかになる。
本の題字は、ご主人の三浦 光世さんの書である。