本の記録

ミーナの行進

小川 洋子

【あらすじ】

朋子は父が病死し、母と二人で暮らしていたが、母の資格取得の勉強の為にしばらく離れて暮らすことに。

外国人と結婚して芦屋に住む伯母の家に、居候させてもらうことになった。

そこは広い洋館で、歳の近いミーナという伯母の娘もおり、心優しいお手伝いさんやコビトカバのポチ子もおり、何の心配も不安も感じることなく家族の一員となれた。

大人になっても時折思いだす夢のような数年。

懐かしい時代に育まれた、二人の少女と家族の物語