君が夏を走らせる
瀬尾 まいこ
【あらすじ】
金髪ピアスの16歳の男子高校生 大田。
中学で初めて努力して頑張った駅伝が忘れられず、高校でも陸上部に入るが周りの雰囲気に流され、走ることもやめてしまう。
ある日、社会人として働いている先輩から仕事を頼みたいと連絡がくる。
先輩の勤務する仕事の手伝いかと思っていたが、夏休みの間、先輩の一歳の子供の面倒を見るという仕事だった。
かなり固辞したが、仕方なく引き受けることに。
試行錯誤しながらも一歳の心をつかみ、充実した夏休みを過ごす。
ひと夏の出会いと別れを描く青春小説。