本の記録


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あれから

矢口 敦子

 

【あらすじ】

高校生と中学生の姉妹の父親が、ある朝、自宅の玄関で倒れて病院に運ばれる。

その間に刑事が訪ねてきて、父親が電車内で痴漢をはたらき、注意に入った男子大学生を突き飛ばし逃げた疑いがあると告げられる。

大学生は線路に落ち亡くなり、父親も亡くなってしまう。

姉妹は父親の無実を信じ、知り合った大学生たちと調べていく。

しかし妹は自殺し、母はアルコール依存が原因で亡くなり、姉は一人になるが看護師として生きていく。

10年後、看護師の姉の前に一人の女性が現れる。

ようやく真実が明らかになる。