2021-04-28 本の記録 なぎさ 山本 文緒 【あらすじ】 主婦の冬乃と会社員の佐々井。 同窓生だった二人は夫婦になり、故郷の長野を出て久里浜で静かに暮らしていた。 穏やかな二人の暮らしは、転がり込んできた冬乃の妹によって、かき乱されていく。 妹がカフェを開くと言い出し、乗り気ではない冬乃が手伝うことに。 開店準備に忙しい姉妹、佐々井の会社も状況が悪化していき、お互い口には出さないが二人の心もすれ違っていく。 「人生に真に必要なもの」とは… 苦難を乗り越え生きることの希望を描く物語。