本の記録


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なぎさ

山本 文緒

 

【あらすじ】

主婦の冬乃と会社員の佐々井。

同窓生だった二人は夫婦になり、故郷の長野を出て久里浜で静かに暮らしていた。

穏やかな二人の暮らしは、転がり込んできた冬乃の妹によって、かき乱されていく。

妹がカフェを開くと言い出し、乗り気ではない冬乃が手伝うことに。

開店準備に忙しい姉妹、佐々井の会社も状況が悪化していき、お互い口には出さないが二人の心もすれ違っていく。

「人生に真に必要なもの」とは…

苦難を乗り越え生きることの希望を描く物語。