2021-05-09 本の記録 本2021 罪の声 塩田 武士 【あらすじ】 京都でテーラーを営む曽根 俊也。 ある日、探し物をしていると黒革のノートとカセットテープを見つける。 テープを聞いてみると幼い時の自分の声が録音されていた。 それは、30年以上前に起きた「ギン萬事件」で使われた脅迫電話の音声と一緒であった。 時を同じくして、大日新聞で昭和の未解決事件を特集する企画が動きだし、阿久津という記者が事件を調べ始める。 実際に起きた昭和最大の未解決事件「グリコ森永事件」を下敷きに、「ギン萬事件」の真相を暴き出す。