本の記録


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罪の声

塩田 武士

 

【あらすじ】

京都でテーラーを営む曽根 俊也。

ある日、探し物をしていると黒革のノートとカセットテープを見つける。

テープを聞いてみると幼い時の自分の声が録音されていた。

それは、30年以上前に起きた「ギン萬事件」で使われた脅迫電話の音声と一緒であった。

時を同じくして、大日新聞で昭和の未解決事件を特集する企画が動きだし、阿久津という記者が事件を調べ始める。

実際に起きた昭和最大の未解決事件「グリコ森永事件」を下敷きに、「ギン萬事件」の真相を暴き出す。