神様からひと言
荻原 浩
【あらすじ】
大手広告代理店を辞め再就職した27歳の佐倉涼平。
老舗の会社ではあるものの、販売しているものはどれもどこかの会社の二番煎じのようなものばかり。
年寄りばかりが幅を利かす販売会議でトラブルを起こし、入社早々部署異動となった涼平。
そこはリストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」。
「お客様相談室」のアクの強い面々と日々、クレーム処理に奔走する涼平。
プライベートでも半年前に彼女に逃げられ、ハードな日々を生きる彼の奮闘を神様は見ていてくれるのか…
サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説