秋山善吉工務店
中山 七里
【あらすじ】
中学生の雅彦と小学生の太一、両親との四人家族の秋山家。
原因不明の火災で父が亡くなり、家も焼け落ち、残された三人は止むを得ず父の実家である工務店に身を寄せる。
天真爛漫な太一はすぐに馴染むが、母と雅彦は昔気質の職人である祖父の善吉が苦手。
母も働き始め新生活を送る三人に、いろいろな問題か降りかかる。
火災事故も解決しておらず、刑事が真相を探るべく秋山家に接近して嗅ぎ回る。
どんな困難が迫ろうと、善吉が敢然と立ちはだかり解決へと向かわせる。
火災は事故ではなく事件なのか…
ならば犯人は誰なのか…
家族愛と人情味溢れるミステリー