残される者たちへ
小路 幸也
【あらすじ】
準一に届いた同窓会の招待状。
今までは欠席していたが、なぜか今回は出席してみることに。
準一は大きなマンモス団地育ちで、同窓会には団地の懐かしい面々も来ており旧交を温めたのだが、一人だけどうしても思い出せない人物が…。
思い出せないというよりは、全く記憶にないのだが、団地では向かいの部屋に住み、毎日行動を共にした親友だったと教えられる。
同窓会をきっかけに、団地に誘われるように不可思議な出来事が起こり出す。
思い出せない親友はいったい何者なのか。
残される者とは誰の事なのか。
〝消された記憶〟のミステリー小説