本の記録


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一瞬の光

白石 一文

 

【あらすじ】

大企業に勤めるエリートの橋田 浩介

属する派閥の力もあり人事課長に抜擢され、力のある上役の娘とも交際し、順風満帆な生活を送っている。

飲みに行ったバーで働く女性が、自社の面接に来ていた子だと気づく。

帰り道、その女性が絡まれているところを助け知り合いに。

彼女は複雑な生い立ちで、なかなか人を信じることがないが、橋田は彼女を手助けしていく。

恋愛感情ではなく困っている人が目の前にいるのだから助けるのだ、という橋田。

お互いに恋人もでき時は流れていくが、派閥抗争に敗れ会社も辞め、交際していた彼女とも別れを決め、本当に必要なものに気付いていく長編大作。